NC700X 1ヶ月過ぎての印象まとめ  

最終回は… その他、いろいろ気がついたこと。




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■ その他 
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●ポジション

肩や肘、どこにも力が入らない自然な乗車姿勢が取れる。

手を伸ばせばすぐにハンドルがあり
ほとんど前傾にならず
どちらかといえばOFF車に近い乗車姿勢かな?

シートから立ち上がって
スタンディングで走行してみても楽チン。

ニーグリップが自然に決まるのもうれしい。

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驚いたのは
エンジンの熱気がほとんどカラダに伝わらないこと。
真夏のTouring…これほどうれしいことはない。


適度な硬さのシートも
長距離を走ってもしっかりと腰を支えてくれる。




●エンジン音

これがまた静か。

家に帰ってきても
「ぇ?いつ帰ったの?」と家人が驚く。

デザイン的にイマイチという評価もあるこのサイレンサだけど
ボク的には、音も含めてとても気に入っている。


早朝の出発にもさほど気を遣わなくてもいい。

やっぱりいい…静かなバイク♪
 
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●サスペンション

これはどぉなんだろう?
がつんがつんと路面のギャップをちょっと拾いやすいかな。

走行が1,000kmを超えて
感覚的には少し落ち着いてきたかなって感じはするけど…

でも、
舗装路をふつうに走る分には必要十分。




●シフトタッチ

これがわりと気持ちいい。

[N]からローへ蹴り込む時も
あのガチャンといった不快な音やショックがない。

どこのギアもスコン、スコンと入る感じ。

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小さなことだけど
長いTouringに出れば
ギアの感覚だけでもストレスに感じることがある。

快適なツーリングを続けたい時に
シフトのタッチって
意外と大切な要素のひとつなのかも知れない。



●収納、積載性

通常のタンク位置にある21リットルの収納スペース。

これ、やっぱり…便利。

カッパと着替え、あとマップ、歯磨き…
そんなものが全部入る。

パニアケースを装着したNCが多く見られるけど、
ケースをつける必要もないなぁと思う。

あんな箱をいっぱいつけても、
ボクの場合は、入れるものがないもん…。

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この夏計画している東北ツーリング。

たぶん、
このラゲッジスペースだけで
ボクの旅装備は収まってしまう。

給油時の手間を考えて、
もちろんリアシート上は空けたまま。





●ブレーキ

フロントはシングルディスク。
でも、これで十分。
ホントによく効くブレーキだ。


で…始めボクは
ABS無しのモデルを考えてたんだけど
Shopのお勧めもあってABSモデルを選んだ。

これ…正解だったと思う。

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ABS付きのバイクなんて初めて乗ったけれど
「ぁ、なるほどぉ こんな感じなんだ」

ちょっとパニクる直前のブレーキングでも
車体はぜんぜんふらつかず
いつもどおりに制動が伝わっていく。

これってなんか安心感が違うなぁ…




●足つき、取り回し

スタンダードの700X
ボクは足がつかなかった…。

だからLD仕様を選んだ。


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たった3cmシート高が下がっただけだけど
この3cmで大違い。

LD仕様は、短足族にとってすごく扱いやすい車体だ。

重心が低いから
ちょいとした取り回しも実に気軽にできてしまう。

汗だくになって押し歩いてたBig1とは大違い。

かなりの距離を押し歩いても
たぶん700X…苦にならないと思う。

低重心がうれしいのは取り回しだけじゃない。
苦手だったあのUターンも…くるっとできてしまう。




●まとめ

700Xは、もちろん100%完璧なバイクではない。

人によっては
その評価も大きく分かれるところが多々あると思う。


でも…ほぼ1ヶ月。
慣らしも終えて1,500kmを走る中で
この700Xが提唱するコンセプトが
少しずつわかりかけてきたような気がする。

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これまでのバイクの「当たり前」をあえて捨てて
HONDAが本気になって徹底して追求しようとしたもの…

それは度肝を抜く馬力でもなく、最高速でもなく
ましてや、スーパースポーツの開発でもなかった。

そこにあったのは
ただただ…「ちょうどいい快適さ」

コイツに跨がれば
だれでもそれを、手軽に手にすることができる…

「ちょうどいい快適さ」… これだよなぁ

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