子どもの頃
自転車に乗ってあちこち走り回るのが好きだった。

知らない道をどんどんかけていく。

その先に何があるのか
道はどうなって続いていくのか
ワクワクしながらペダルを踏んでいたことを覚えている。



考えてみれば
あの頃から2つの輪っかに跨って
フラフラ出かけるのがすきだったんだなぁ(笑)







中学生のとき
自転車で走ったコースをもう一度走りたくなって
今日はカブに跨ってやってきた。







野々池というため池。

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明石市のほぼ中央。
今は市民の水がめとなっているが
もともとは灌漑用の貯水池だった。



江戸時代のはじめ
干ばつに苦しむ農民たちを見た庄屋が
この村の北を流れる明石川から用水を引く工事に着手した。

1年の月日を要し、
1658年の春に総延長約5km、林崎掘割という用水路が完成する。

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野々池の取水口にやってきた。。
ここにあるのは
掘割の偉業を称える渠記碑。

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ここから北へ
約5kmの掘割ルートを
カブで遡ってみることにする。

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もう40年ほど前に自転車で走ったルート。
それが今も
昔と変わらない道となって目の前に続いていることにちょっと驚いた。


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「この先…行けますよね?」
「ん… まぁそのカブなら行けんことないじゃろ」

と、農作業中のおじいさんのひとこと。



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道はどんどん細くなり
ほんと…これ道なのか?

さっきのおじさんの言葉が頭をよぎる。

「カブなら行けんことはない…」


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やがて掘割沿いの道は
竹林の中へと入り込んでいく。




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コンクリートできれいに護岸工事がなされた掘割。 
かつては
手掘りの水路そのままの雰囲気が残っていたのに。


でも
こういう工事がなされているっていうことは
今でもこの掘割が
現役の水路として活躍しているという証拠。

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昔の人って
やっぱりすごかったんだ…と思う。

ブルドーザーもクレーンもない時代に
ひたすら人の手で水路を掘って
わずか1年の歳月で5kmの掘割を完成させてしまう。




掘割から外れ、村中に降りてきた。

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あちらこちらに
やっぱり水が今も流れている。


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ゴミひとつない
本当に綺麗な水をたたえる水路。 
水がとても大切にされているのがよくわかる。




360年たった今も
この掘割は人々の生活の中に生き続けてるんだな…。




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小さなバイクで史跡めぐりも…いいかも?ですね^^