兵庫北播磨には
なぜか各地にたくさんの石仏が遺されている。


なかでも圧巻なのが、加西にある五百羅漢。


境内の中には
所狭しと数え切れないほどの石仏たちが居並ぶ。












 




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 訪ねたのは、天台宗北榮山羅漢寺。


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本堂にはご本尊の薬師如来が祀られている。

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そして
境内へ足を踏み入れてみると…

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その数、
450とも500とも言われている石仏群。


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誰が何のために
この地にこれだけの石仏を遺したのか。

詳しいことは、何一つわかっていない。



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石仏としては
とても稚拙な造り。

でも
これだけの数を造ってきたということには
その当時の人々にとって
何か大きな意味があったはず。

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中には
頭のかけた石仏や
頭そのものを欠損してしまっているものも…。

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この石仏たち。

泣いた顔、怒った顔、思い悩む表情…等々
同じ顔をしてものは、一つもないと言われている。


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「どうですか?
自分に似た顔を見つけましたか?」

と、住職の奥さん。




聞けば
ここの石仏たちの中には

「必ず自分や自分の知人、親戚に似た顔がある…」

といわれているそうな。



ん…
そういう石仏、どこかにいたかも知れない。(笑)










でも
このたくさんの石仏群の中で
一番心に残って忘れられないのが

この一体。


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この
何かを言わんとする物憂げな表情…。





石仏にこめられた
いにしえの人々の願いに
思いを馳せずにはいられない。